歯周形成外科・歯肉の移植

歯周形成外科とは?

 歯肉の厚さや長さなどバランスが悪い場合、審美性に問題が出たり、清掃性が悪くなったりするだけではなく、クラウンやブリッジを作成する際に不可能になることがしばしばあります。そのようなとき歯肉の形態や性状を変化させ、理想的な治療効果を得るように行う外科治療を歯周形成外科といいます。

 日本ではまだ一般的な方法ではないかもしれませんが、欧米では当たり前に行われる治療です。単に歯を削ってかぶせるだけではなく、歯と歯肉の調和や治療結果の永続性を目指す際は避けることができない治療だと考えています。

 最近ではインプラントの予後を安定させるために、インプラント手術と併用することも多くなってきました。

歯周形成外科の種類
ルートカバー ~根面被覆
フリーグラフト ~遊離歯肉移植
クラウンレングスニング ~臨床的歯冠長延長術
ディスタルウェッジ