歯槽骨再生療法・骨造成 ~リジェネレイティブセラピー~

 板東歯科医院南昭和オフィスでは、ソーセージテクニックなどの水平的骨造成や新しい垂直的骨造成を発表され、骨再生療法の世界のオピニオンリーダーの一人であるアメリカ・ロマリンダ大学(ハンガリー開業)の Istvan Urban DMD, MD, PhD に直接ご指導いただきました。

歯槽骨再生療法・骨造成とは?

 インプラントを埋入する際、骨の量が足りないと行うことができません。そういった場合は人工骨や自家骨を用いて失われた骨を再生することができます。この再生療法を歯槽骨再生療法・骨造成(GBR)と言います。

骨造成の効果
骨造成のデメリット

1.手術の侵襲が大きくなり、合併症(細菌感染、神経損傷など)の可能性が高まる。
2.骨造成にはかなり長期間(3~6か月間)要する。
3.当初の計画通りの骨量が造成できないこともある。(特に喫煙者)

使用する補填材について
サイトランス® グラニュールは、世界初の「炭酸アパタイト」を主成分とする。国内初の「インプラント適用」が認められた骨補填材です。規格化された原材料を採用しているので不純物が非常に少なく、品質が安定しています。アパタイトは骨や歯を構成する無機成分であり、生体内にも存在している物質です。バイオオスは原産国オーストラリア(過去にBSEの発症歴なし)の天然由来のウシの骨です。30年以上の実績と1000以上の文献があり、世界中で用いられています。日本で高度管理医療機器としての安全性,有効性が認められ薬事承認を取得しています。TE-BONEとは、東京大学医科研で開発された日本初の幹細胞を用いた骨再生治療法です。ご自分の幹細胞から作成された培養骨を用いて骨を再生させる最先端の治療法です。オートトゥースボーンとは、ご自分の抜去した歯をもとに調製する安全な移植骨です。感染のリスクがなく、良好な治療が期待できます。