小児矯正、咬合誘導

歯並びが悪いってどういうこと?  

 ひと口に「歯並びが悪い」と言ってもいろいろなタイプがあります。どこか気になるところはありませんか?

どうして歯並びが悪くなるの? 

① 遺伝的要因 
顔貌、歯の大きさや形、骨の発育など
② 後天的要因
乳歯の虫歯や脱落、指しゃぶりや舌・唇の癖、口呼吸、悪い姿勢など、これらの様々な要因が影響し合い、歯並びの乱れが生じます。

こういったことが原因で歯並びが悪くなると、噛む力が衰えます。噛む力も鍛える必要があります。

歯並びが悪いとどうなるの?

 お口の中だけでなく、全身的、また心理的に影響が出ることがあります。
① 虫歯や歯周病になりやすい
② あごの成長や、顔面の発育に影響がでる
③ よく噛めない
④ 発音しにくい
⑤ 審美的に良くない→心理的な影響(いじめ、引きこもりなど)を与えることもある
⑥ 頭痛、肩こり

歯並びはどうやって治すの?

 悪い癖がある場合は、まずその癖をなくすようトレーニングします。装置が必要な場合には、お口の状態により使用する装置を選択します。

どんな器具を使うの? 

 当院では、お子様の大事な歯をできるだけ抜歯しなくても済む治療法を考えたいと思います。

治療はいつから始めればいいの?

 成長発育中など様子を見ていてもよい時期もありますが、早期に治療を開始することによって、大事に至らず最小の治療で済むことも多くあります。
3~4歳になり、装置が装着できるようになれば治療を始められます。

小児矯正の治療の流れ

① 初回ご相談
歯並びが気になる方はお気軽にご相談ください。必要のある場合は歯型をとらせていただき、次回ご来院時に詳しく説明させていただきます。この段階までは保険診療で対応させていただきます。
② 検査、診査
矯正治療を開始することになれば、検査(口腔内写真、X線撮影など)へ進みます。矯正治療は保険が適用されませんので、自費治療となります。
③ 治療開始
お子様の成長にあわせて器具の調整・新製、また虫歯予防などが必要です。定期的なご来院をお願いいたします。